1.省エネルギー

 一般的にはLEDの消費電力量は、白熱電球の1/4~1/5といわれており、グロースターター式やラピッドスタート式の蛍光灯と比較しても40~50%削減されています。また、このことからCO2の削減にも大きく貢献し、地球温暖化防止にも大きな役割を果たしつつあります。
 なお、LED照明が省エネなのは、他の照明とは異なり発光成分のほぼ全てが可視光線(目に見える光)で、照明としての無駄が少ないこと、さらに、電力の変換効率を見ても発熱してロスすることも少なく、最大で34%と、蛍光灯の25%や白熱電球の10%と比べ効率がよいことがわかります。

2.長寿命・高信頼性

 通常、白熱電球の寿命は1,000~2,000時間、蛍光灯の寿命は6,000~12,000時間程度といわれています。これに対してLEDの寿命は4~6万時間と、はるかに長いのが特徴です。4万時間としても、1日10時間の使用で10年以上もつ計算となります。このため、交換する頻度が少なくて済みます。 なお、白熱電球は寿命になると突然切れますが、LEDは、寿命になると照度が落ちてくるだけで、断線など故障のとき以外は、突然切れることはありません。(社)日本照明器具工業会では、照明用白色LEDの寿命は「初期全光束の70%になるまでの総点灯時間」と規定され、通常カタログ記載の寿命はこれに基づいた推計値です。

3.低発熱・赤外線フリー

 LEDには、発光しても発熱しないという特性があります。照射面に触れても熱くないので、熱の問題で設置できなかった場所にも設置可能となりました。また、光には赤外線がほとんど含まれていないため、照射部分が熱くなることもありません。一方、LEDを埋め込んでいる基盤部分は多少発熱しますので、基盤や器具には放熱対策が必要です。

山梨県内 工場

  消費電力 単日(12h)
消費電力
電気料金 1日当たり
従来照明 6.14 kW 73.68 kW 28.5 円/kWh 2,099円
LED照明 1.15 kW 13.80 kW 28.5 円/kWh 393円
削減額(年間)622,902円

工場や倉庫、施設等のLED化はお済みですか?

照明の2020年問題

 「水銀に関する水俣条約」によって、水銀灯や投光器などの高圧水銀ランプは、2020年12月31日以降の製造や輸出入が規制されます。
それに伴い、国内の主要蛍光灯メーカーが、2019年より相次いで蛍光灯器具・ランプの製造中止を発表しました。その影響もあり、水銀ランプ、蛍光ランプの生産終了によって、遅かれ早かれLED照明へ入れ替えが必要です。

他にもこんなメリットが!

・頻繁にONOFFしても寿命が縮むことがない
・衝撃などに強く壊れにくい
・紫外線を出さないため虫が寄り付かない
・電気をつけるとすぐに明るくなる
・二酸化炭素の排出量が少なく環境にやさしい

LED導入のポイント

中小企業経営強化税制にも適用されます

自家消費型太陽光発電システムの導入のタイミングで節税ならびに経費削減にもつながりお得です。

幅広いラインナップ

工場や倉庫以外にも植物工場や施設園芸(ビニールハウスや温室等)に対応する農業用3色LEDもあります。直管タイプやBarタイプ、フラットパネルなど各種ご用意があります。

適材適所の設計

お客様の要望に応え、あらゆるシーンでの設置する環境にあわせた製品選び、配光、波長、光量、など、適材適所のご提案が可能です。

安心のサポート

安心、安全のサポート体制が整っています。
お見積りやお困りごとなど、お気軽にご相談ください。